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欧州でロシアと国境を接する５カ国が、「人間に対して使う地雷を禁止する条約」からの脱退で合意しようとしていると、リトアニアのサカリエナ国防相が昨日、3月13日に発表した。

同大臣はポーランドのワルシャワを訪問、「ポーランド、リトアニア、ラトビア、エストニア、フィンランドというロシアと国境を接する5カ国が共同決定を下し、共同の戦略的メッセージを発信できるよう、この地域のパートナーと非常に集中的に協議しています」と、ポーランドのコシニャク＝カミシュ国防相との共同記者会見で述べた。

東欧の国々は、歴史的に西欧に対する不信感もあり、防衛ではアメリカを頼りにしてきた経緯がある。ポーランドのドゥダ大統領は、米国に対し、ロシアに対する抑止力として核兵器をポーランド領土に移送するよう求めた。『フィナンシャル・タイムズ』のインタビューで語った。